所在地:沖縄県南城市
登城日:2026年4月
巡礼の最後の聖地になっているというグスクだけあって、下から眺める城壁や丸くくり抜かれた城門は神秘的な雰囲気があります。城内は拝所が点在しています。
魅力度ポイント


山の頂上にあって、城門の形といい、聖地の雰囲気を感じるグスクです。
点数はあくまでも個人的な見解です。魅力度ポイントの詳細については以下ご参照ください。
概略
玉城城は、台地上の天然の要害の地に築かれています。正確な築城年代は不明ですが、石垣の積み方などから14世紀頃に築かれたと考えられています。琉球開闢神アマミキヨが築き、その子孫の天孫氏が城主であったと言われています。玉城城は琉球国王が聖地を巡礼した「東御廻り(アガリウマーイ)」の最後の拝所となっています。
主郭、二の郭、三の郭で構成されていたと考えられていますが、二の郭、三の郭は米軍統治下で建築用石材として利用されたたため遺構が残っておらず、現在残っているのは主郭のみだと言われています。1987年に国の史跡に指定されています。
| 別名 | アマツヅ城 |
| 城地種類 | 山城 |
| 築城年代 | 不明 |
| 築城主 | 不明 |
| 主な城主 | 天孫氏 |
| 文化財史跡区分 | 国指定史跡 |
見どころ
城への道

駐車場の奥の方に城への続く道があります。木々の中を数10mくらいは進んだと思います。

そうすると、少し視界が開けて、階段があり、さらに城壁が見えてきます。やはり石垣が見えてくるとテンション上がります!

石垣を見ながら階段を登って行きます。

階段途中から見た石垣です。この城壁は修復ではなくほぼ往時のまま残っているそうです。

階段の脇には当時のものと思われる石段があります。階段状というより石畳のような感じです。かなり急傾斜ですが、往時はここを登っていたのでしょう。

登りきったあたりで振り返ると、ゴルフ場と沖縄の海を見渡すことができます。なかなか眺望も素晴らしいです。
城門

頂上まで階段を登っていくと城門に辿り着きます。ぽっかり空いた穴のような門が待っています。

自然の一枚岩をくり抜いて造られているそうです。よくぞ削りとった、という感じですね。

出入口はここだけのようですので、何か秘密基地に来たような感じがします。
城内

城門をくぐり抜けて城内に入りました。こちらは入って左(南側)の城門に沿った城壁の石垣です。

こちらは入って右(北側)の城門に沿った城壁の石垣です。網がかかっているのは修復中なのでしょうか、立ち入りもできないようになっているので保全されている感じです。

城内はさほど広くはないです。岩や木が所々に点在しています。

城内には拝所がいくつかあり、拝所の周りが石畳で埋め尽くされていました。

石畳に囲まれた拝所です。城門をくぐると目の前にあります。
天つぎあまつぎ御嶽

拝所の中でも特に大きな面積を占めていました。石積みがあり、数段高くなっています。「天つぎあまつぎ御嶽」といって、琉球開闢の七岳の一つとされる御嶽のようです。

奥には石積みと屋根のような形状のものがあります。玉城城は「東御廻り(アガリウマーイ)」の最後の拝所だけあって、格式の高さのようなものを感じます。
アクセス
公共交通機関だとバスになると思われますが、バス停から遠そうですので、車で行くのがおすすめです。
無料駐車場があります。登城するならここからが良いです!というか実際ここから訪れるしかないと思います。

駐車場といっても舗装はされていなく、ただの空き地のような駐車場でした。ちょっとでこぼこしてます。運転してて見逃さないようにしてくださいね、一応看板は出ています。

